負けるもんか! Emiの聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺の記録

聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺を患い、肋間神経痛・頻脈もある私の備忘録。

ゲベ!

治療が終わってから間もなく、飼い猫が天国へ旅立ちました。

 

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(ゲベの写真ではありません)

 

仕事に復帰して、家事に育児に追われる毎日。

そんな中、飼い猫『ゲベ』の様子がおかしい事に気付きました。

 

その日は、サイバーナイフを行った茨城県の病院と提携している都内の病院へ、治療一週間後検診に出かけました。

 

出かける前、ゲベにエサをあげようと思ったら、その前のエサが残っていて、

 

『おかしいな?カリカリ嫌なのかな?』

 

あとは、動きが変?

 

『前足しか動かない?』

 

不思議に思いながらも出かける前だったので、さほど気にもとめず、でも、次男にその事を話し様子をみててほしいとお願いして出かけました。

 

検診の事は、詳細な記録が残っていないので定かではありませんが、多分、今後の経過観察についてのお話だったと思います。

 

家に着き、ゲベの所へ。

エサも水も減っておらず、トイレもしていない様子。

しばらく観察していると、下半身が完全に動かなくなっていて、移動しようにも後ろ足が言うことをきかず前足をばたつかせるため、その場でクルクルと回ってしまうだけ。

 

『確か、一昨日は普通だったよなぁ。じゃあ、昨日からおかしくなったのかも⁉︎  てことは、お腹空いてるかも。』

 

ゲベの口元にカリカリを持っていっても食べないので、猫缶をスプーンですくってあげると、むさぼるように食べるゲベ。

 

『お腹空いてたんだね。ごめんね、気付いてあげられなくて…』

 

『ゲベ、美味しい?たくさん食べな。』

 

そうゲベに語りかけながら猫缶をあげ、水もスプーンですくってあげると、ワンスプーンめは 美味しそうに飲んでいました。

 

でも、トイレに行けてないので苦しいのか、水はあまり飲まず、また猫缶をあげてみると、あまり食べようとしないので、

 

『ゲベ、お腹空いてるでしょ?もう少し食べる?

あーんしてごらん。ん?もういらないの?お腹いっぱい?』

 

 

私の顔をじーっと見つめるゲベの目から一粒の涙がこぼれ落ちました。