気をつけていた事と考えさせられた事
今まで生きてきて辛かった出来事はいくつかあるけど、多分、この三叉神経痛の痛みほど辛かったことはなかったかもしれない。
あの痛みを思い出すだけで恐怖が蘇る…
だから、ググって色んなことを調べた。
痛みから逃れられるなら何でも実行した。
《やめた事》
・絶対やめられないと思っていたタバコをいとも簡単にやめてしまった。これは、神経痛全般に良くないらしい。
・興奮作用のあるカフェインを含むものや刺激物もやめた。
コーヒー、紅茶、お茶はもちろん、コーヒー味などのお菓子やスイーツ、香辛料がきいたものなど。
・数年間、氷食症といってなぜか氷を食べずにいられない状態になってしまったが、冷たいもの全般もやめた。
一時期、次男が『それ、病気だぞ‼️』とマグカップいっぱいに入った氷を食べている私を見てカップと製氷機の氷を全部捨ててしまったことがあった。長男が『そこまですることないだろ。』と言ってくれたが、その時にもやめられなかったのに、痛みには変えられない…(今思うと、氷食症の事もテグレトールの事も、次男は調べてくれていたんだね。ありがとう。)
・疲労回復、免疫力アップ、風邪予防のため相棒に勧められ飲んでいたグルタミンもやめた。
(引用:酸性極性側鎖アミノ酸に分類される。タンパク質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸。動物の体内では神経伝達物質としても機能しており、グルタミン酸受容体を介して神経伝達が行われる、興奮性の神経伝達物質である。)
《はじめた事》
・秋〜の寒くなる時期に発症が増えるので外出時はニット帽を被り、唇のトリガーポイントに当たらないよう、ゆったりめに巻いたマフラーで顔を覆って温めた(マスクはトリガーポイントに当たって痛みを誘発する危険性大‼️)
・湯船に浸かり身体を温めた。
・飲食は温かいものを摂るように心がけた。
・柔らかいものを食べるようにした(かたいものや弾力のあるものは痛みを誘発する可能性があるので)。
・心身共にストレスを感じないような生活や思考。
①職場のスタッフにも病気の説明をして、仕事もかなりセーブした(協力してくれてありがとう)。
②新入社員の教育係をおろしてもらった。
・歯の裏のトリガーポイントに当たらないよう、会話も控えめに。接客業だが、極力接客しないようにした。
(そのほか、小林正観さんのありがとうをやってみたり、CDを買ってオルゴール療法もやったし、DNA修復の528Hzや音叉も聴いたなぁ)
こうしてみると、いかに身体を(自分を)大事にしていなかったかがわかる。
身体に悪いと知っていても、胃がムカムカしてもやめられなかったタバコや暴飲暴食!
次男が心配して調べてくれたであろう氷食症の時もガリガリボリボリ氷を食べ続けた!しかも禁断症状まで出始め、仕事の休憩中も氷入りの飲み物を買ってガリガリ食べるように…とエスカレートしていった!
真面目ゆえに仕事のストレスを溜めすぎ、イライラが多かったし、泣きたくなるほど身体がキツくても仕事も家事も手を抜かなかった!(相棒に言われて真面目だったんだと知った 笑)
自分の心と身体が喜ぶことをあまりしていなかったなぁ。
三叉神経痛で1週間休んだ時、こんなにゆっくりしたのは何年振りだろうって思った。
確かに離婚して、子供たちを育てるために働かなきゃいけなかったけど、もう少し気持ちに余裕を持ったり、身体をリラックスさせる時間を自分のために持ってあげても良かったんじゃないかな〜と、考えるようになった。
イノシシみたいに、ただがむしゃらに突っ走ってきたけど、病気になったら元も子もない。
三叉神経痛は聴神経腫瘍からきてしまったから、離婚する前から腫瘍は出来はじめていたんだけど、この2つの病から私は何かを学ばなきゃって思った。
病気になって考え方が変わった人って沢山いて、今、正に私は病気から何かを教えてもらおうとしている。
だとしたら、病気になった今までの生活の仕方を変えなければ…と考えるようになった一週間でもあったなぁ。