負けるもんか! Emiの聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺の記録

聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺を患い、肋間神経痛・頻脈もある私の備忘録。

息子たちのこと

2017.1.14〜1.22

 

 

長男は、新しい職場で言葉の壁にぶつかっている。

 

受かった面接先と言うのは学生時代の友人の家族がオープンしたバーで、お母さんは外人らしい。

 

そのお母さんの姉妹も手伝いに来ているらしいが、外人に囲まれているため、ほぼジェスチャーでの会話⁉️のようだ。

 

わかる日本語もあるらしいが、自分に都合が悪くなると、

 

『ワタシ、ニホンゴワカリマセーン』

 

と言うらしくタチが悪い 苦笑

 

それでも、働き始めて毎日楽しそうで安心した。

 

 

 

 

相棒と次男と一緒に名刺作りをした。

色々な手続きや設定などで5時間かかった。頑張ったね。お疲れ様でした。

 

 

 

 

この数日後、ショッキングな出来事が‼️

 

あんなに仲が良かった次男カップルが別れてしまった。しかも、彼女の誕生日に…

 

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朝、相棒・次男・彼女・私のグループLINEにハッピーバースデーのLINEを送り、皆でおめでとうを言い、嬉しそうにお礼のLINEを入れてくれたのに…

 

本職に復帰間際の私は、その準備で店まで行っていた。仲良しのスタッフと次男カップルの話をしてきたばかり。

 

『結婚まで秒読みかも』って。

 

なのに、用を済ませスマホをみると、彼女からグループLINEに、

 

『突然ですが、別れました。今まで色々とお世話になりました』

 

と言う内容が送られてきていて頭が真っ白になってしまった。

 

急いで帰宅した。運転しながらもドキドキが止まらない。

 

相棒もビックリしていて、2人で次男の部屋へ。

 

あんなに仲良くて、お互いを尊重し合い、理想の大人カップルに見えていたのに、前から何度も別れを繰り返していたみたい。なんだか信じられない。

 

ただ、確かに、おかしいな?と思ったミーティングの日があった。

 

その日、彼女は用事があったので、ミーティングをする場所まで私たちは車で、彼女は電車で向かった。

 

そして、3人で彼女が到着する駅まで迎えに行ったのだが、遅刻してきた。待っているときも、彼女が到着してからも、何故か次男カップルに少し違和感を感じていた。

 

その後も、相棒と相棒の仕事仲間(料理人兼モデル)と私の手前、何でもない風を装っていたが、カフェを出て少し離れた駐車場へ戻る時に、彼女が全くと行って良いほど次男と話さないのに気付いた。

 

相棒の仕事仲間とずっと話していて、『何で次男と歩かないんだろう?』と少し疑問に思ったが、普段から周りに気遣いをする子だから、これから次男の仕事仲間になる人への気遣いだろうな〜と思っていた。

 

 

 

だから、多少の違和感はかんじても、私達の前ではいつも通りの仲良しカップルだったから、まさか、そんな事になってるなんて思いもしなかった。

 

その、2人の気遣いが痛々しかった…

 

 

別れてしまった翌日の夕方、整形外科に行きたいといきなり長男から言われ出かけた道すがら、次男カップルの話をするとやはり長男も驚いた。でも、

 

『別れちゃったなら仕方ないけど、あの2人ならまた友達としてやっていけんだろ』と。

 

 

 

帰宅して、また相棒と一緒に次男の様子を見に行くと目が腫れていた。

 

荷物を取りに行ったら彼女が帰ってきて、また2人で話し合いをしたらしい。きっと2人で泣いちゃったんだろうな〜。

 

ただ、

 

『また食事にでも行こう』

 

とも話したらしく、全く会えなくなるのではないらしい。

 

長男の読みが当たり、ちゃんと弟のことを見てるんだな〜とちょっぴり感心した。

 

 

次男の落ち込みようは家族全員がわかった。

 

普段から寡黙なタイプだが、ションボリしているのが本当にわかった。

 

彼女のことが大好きで、話を振るだけでニンマリとしてしまうくらいだったからな〜。

 

おばあちゃんも相当心配して、元気付けたいから食事に行こうと思っている旨を話すと、

 

『美味しいものでも食べに連れてってあげなさい』

 

と結構な額を渡された。

 

断ったが、母は一度出したお金は意地でも受け取らない主義なため、

 

『お釣りは受け取ってね』

 

と言う約束で、ありがたく相棒と次男と3人でしゃぶしゃぶを食べに行った。

 

無理して笑っているのは痛いほど分かるが、おてんこ盛りのご飯としゃぶしゃぶをバクバク食べる姿を見て少しだけホッとした。

 

その後、コーヒーショップでビッグコーヒーを飲んで帰った。

 

過保護と言われるかもしれないし、もしかしたら次男はそっとしといて欲しかったかもしれない。

 

でも、なかなか胸の内を明かさない次男は悩みも全て1人で抱えてしまい、身体を壊してしまうタイプなので、少しでも吐き出させたかったし、気晴らしをさせてあげたかった。

 

一日でも早く、悲しみや寂しさが癒えますように…

 

 

そうそう。食事に出掛けようとしていた時、長男が走って帰ってきた。

 

皆を見て、長男の顔がにやけていたのを相棒は『女か?』とやけに気にしていた。

 

そして、翌日。

やはり次男は落ち込んでいて、相棒からのお茶の誘いも断った。

 

『悩んでいるときは色々考えてしまって頭を使うから甘いものでも食べさせてあげよう』と相棒。

 

『甘いものを食べると、幸せホルモンが出るらしいよ』と私。

 

と言うわけで、美味しいどら焼きを買いに行き、一緒に食べようと誘った。

 

もちろん、母と長男にもお裾分け。

 

ミーティングを兼ねて次男と一緒に食べたが、彼女の事は聞けなかった…

 

でも、家族全員、陰ながら見守っているからね。

一日も早く心から笑える日が来ますように…