負けるもんか! Emiの聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺の記録

聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺を患い、肋間神経痛・頻脈もある私の備忘録。

母の誕生日の日に

2017.7.13

 

去年の今日、入院したんだっけ。

『母の誕生日に心配かけて親不孝者だ〜』と思っていたな〜、そう言えば。

 

そして、偶然にも父と母の誕生日にメモを残している…

 

親不孝者とはどういう事か、親孝行とはどういう事か、考えさせられる…

 

ただ今の時刻20時21分。

去年の今頃は寝る準備に歯磨きとかしてたかな〜。意外にも手術への恐怖心はなく落ち着いていたと思う。

 

そして明日はいよいよ…

 

 

 

2017.7.14

 

夜が明け、母の誕生日の翌日となりました。

手術から一年。そして顔面神経麻痺になってからも一年か…

 

今の私は麻痺している事に慣れ、出来ないまばたきを意識的にやるとか、強張ったと感じた時はマッサージするとか対応できるようになった。初めの頃は顔面神経麻痺初心者で、右も左もわからなかったからね。

 

だけど正直なところ慣れない事もあって、人前で目を見て話すとか、笑うとかは病的共同運動で顔が変形するのを見られたくなくて未だにできないなぁ。

 

家族の前でさえ、顔が歪む瞬間を見られたくない。視線の先が変形した麻痺側を捉えてるのがわかって、『この顔を見てどう思うかな?気持ち悪いかな?それとも悲しいかな?切ないかな?』と頭の中を色んな考えが駆け巡る。

 

そして、もっと正直に話すと、鏡の中に写った自分の麻痺顔を見て涙する事もあるし、やるせない気持ちで心がいっぱいになってしまうことさえある。

 

昔の写真を見て、『結構可愛かったかも』とか、『こんなことなら、もっと笑っておけばよかった』とか後悔もするけれど、そんなこと考えてまた自分を落ち込ませるのも可哀想だから、そんな時は家族に隠れて思いっきり泣いて泣いて泣いて泣いて、『あー❗️スッキリした〜‼️』と気持ちを切り替えてできる限り前を向いて生活しています。

 

そして、こんな風にナーバスになったりを繰り返しながら、私と同じように顔面神経麻痺になってしまった方や、病気や事故に遭われた方や、大切な人が病気や事故に遭われてしまった方にこのブログを通して私が出来ること…

 

と考えた時、前回のブログでも言ったように明るい一筋の光になれたらって思います。

 

私も沢山の方のブログから情報を得たり、助けられてきたから…。

 

そう。こんなに変顔になってしまったけれど、でも一年前と比べて出来るようになった事、沢山あるんです。

 

・目が完全に閉じられるようになった。

・意識すれば瞬きできるようになった。

・コップで飲料が飲めるようになった。

・口に入れる量を調節しながらこぼさずに食べられるようになった。

・固いもの、大きいものも飲み込めるようになった。

・自転車や車に乗った時、左右確認してもあまりふらつかなくなった。

・傷痕の痛みが癒え、左を下にして眠れるようになった。

 

ほら、こんなに (*´˘`*)♡ 

 

舌の痺れや頰の強張り感はあるけど、書き出してみるとグーンと元に戻ってきているのを実感できる。

 

そして、そのお陰で体重激減ピーク時から9キロ太ってる 笑

 

後ろ向きになる事もあるけど、よくなっている部分に目を向けて生活しよ〜っと。

 

f:id:healthy262:20190419104326j:image

 

母の誕生日の日から、こんな事を考えている今日この頃です。