屈辱
2018.3.1〜2018.3.3
3/1
夜7:30頃から段々とお腹が張ってくる
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苦しいから腰痛ベルトを外す
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強い吐き気
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ズボンを履き替え寝る
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お腹がポコポコしてプップップッ…
3/2
朝、少〜し吐き気はあったものの、その後一日中吐き気・お腹の張りなし。食欲もあった。
3/3
朝寝てる時から少し右側に腹痛あり
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右側の背中〜腰(腹痛の裏側辺り)もシクシク痛み、腰痛かな?とも思っていた
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朝7:30にアラームが鳴る前から痛みが増す
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その後、痛みがピークに。今まで味わったことのない痛み。ギューンギューンって感じで強い痛みの波が数秒ごとにくる。強い痛みの波が弱まっても弱い痛みが常にある。痛みが強い時は息を止めて耐えた
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相棒に頼んで鎮痛剤を飲ませてもらう
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少しずつ楽になり薬を飲んで約一時間後の8:35には痛みが消えていた
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が、その一時間後に軽く痛み出す
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病院へ連れて行ってもらった。
この日、二ヶ所の病院で診察を受ける。
一ヶ所目は近所の総合病院。
医師は70歳前後?の男性で、とても理不尽なことを言われた。
いつからか排卵痛が酷くなり、歩くと歩調に合わせて痛みが響き、座る時には突き上げるような痛みがあった。これは、痛みが出ている片側だけに起こる。ここ数年はお腹の張りや吐き気が強まり、この時期は生理中より憂鬱だった。
その旨を伝えると、
『あなたね、さっきから排卵、排卵って言うけど、あなたの年で排卵している人なんてほとんどいないよ。稀にいたとしても皆無に等しいよ。今までそんなの一度も見たことないよ』
『痛む箇所も痛み方も昔と変わらないから排卵痛だとずっと思っていました。じゃあ、どこから来る何の痛みなんですか?』
『………。そんなこと言われてもわからないよ』
『わからないと言われても、こちらは困ります。そのために病院へ来ているんです。何か調べる方法はありませんか?』
『何でもないと思うけど❗️じゃ、エコーでもやってみる?』
『お願いします』
こんな人に診てもらうのは本当に本当に嫌だったけど、この痛みの原因が分からなければ、この先もずっと毎月毎月耐えなければならない。
『あれ?排卵…?空胞があるな。排卵しているかどうかは分からないが…』
患者自身に起こっている事実を確認しようともせず、自分の知識や経験(確かにこれは大切だが)を振りかざし、決めつけ、間違いを謝らない態度にショックと苛立ちを覚えた。
精密検査の予約を入れたが、待合室で待っている間に気が変わり、相棒に女医さんの所に連れて行ってと頼んだ。
この痛みや不安は、男性には到底わかるものではない。
相棒は懸命にスマホを叩き、土曜日にやっている女医さんのクリニックを探してくれた。
二ヶ所目は車で20分ほどの距離にあるレディースクリニック。
私の話を聞いて、エコーによる内診を行いながら、その女医さんはこう言った。
『ん〜子宮内膜がだいぶ厚くなっているみたいですね…右側に空胞も見えます。では、あちらで説明しますね』
診察台を降り、診察室の椅子へ座ると、優しい声で穏やかに静かに説明してくれた。少々声が小さいので、聞こえる方の片耳を先生の方へ向けて注意深く聞いた。
子宮筋腫と子宮線筋症と右側空胞による痛みだと判明。
子宮筋腫は、出産を希望する年代は摘出手術をした方が良いみたいだが、私のように閉経前の年代はそのままにしていても大丈夫との事。
厚くなった線筋症は9㎜?だか9㎝?まで固い層になっていて右側に空胞もあるため、これが排卵時(恐らく卵子はないと思うが)と同じように徐々に大きくなり、それに押されて痛みが出るらしい。
そして、医師はこう言ってくれた。
『痛かったでしょう?辛かったわね。』
この一言に、男性医師に言われた屈辱や怒りや虚しさがスーッと引いていき、目頭が熱くなり、とても報われた気がした。
この時に排卵抑制療法を提案され、行う運びとなった。
それについては、またブログに綴っていきます。
お読みいただき、ありがとうございます。