母の背中
2018.4.11〜2018.4.12
4/11
昨日休日だった長男が、今日、出勤してから職場の先輩に聞いてくれたみたいで、おばあちゃんのヒビのケアで湿布薬は被(かぶ)れてしまうから、塗り薬の方が良いということと、その薬の写真をLINEで送ってくれた。
痛みと闘いながらも、長男と相棒が、
『大丈夫?』
と声をかけてくれたことを喜ぶ母。
でも、こういうのって凄く大事だと思う。
辛い時や苦しい時、それを乗り越える原動力になるから。
4/12
今日から母に代わって私が次男のお弁当を作る事にした。
こうやって考えると、母は高齢になってからも結構家のことをやってくれてたんだな〜と気付く。
どうしても私の中に朝から晩まで色んなことをやっていた昔の母の姿が染みついているせいで、テレビや本をみたり、横になっている事が増えた今の母は、あまり体を動かしていないような印象だった。
ごめんね、そんな風に思っていて。
頑張って母のサポートをせねば❗️
昨日、長男が教えてくれた薬と鎮痛剤を母の代理で病院へもらいに行き、午後はお風呂に入れてあげた。
何十年ぶりかに見る母の体は、最愛の夫を亡くし、不慣れな土地で新生活を始めたストレスでガリガリに痩せていた。
なんだかとても不憫で、
『ママのために何かしてあげたい』
という思いがこみ上げ、髪の毛や背中を洗いながら、
『私を産んで育ててくれた人…』
と母の背中を見ているだけで、年をとったんだな〜と改めて実感し、目頭が熱くなった。
私に何が出来るかな?
お読みいただきありがとうございます。