大好きなパパ…
2015.8.5
最愛の父が天国へと旅立ちました。
病院から職場へ『血圧が下がってきています。』と電話がありましたが、前日お見舞いに行ったばかりだったのと仕事が忙しかったため、『次の休みに行く予定』と告げた私へ電話口の看護師さんの歯切れの悪さが気になっていましたがそのまま仕事を続けていました。
《血圧が下がる》と言うことが、どんなに危険な状態かも知らずに…
帰宅し、夕食の準備をして食事を済ませ、入浴しようと一息ついている時にまた病院から電話が…
『お亡くなりになりました。』
すぐにはピンときませんでした…え?
覚悟はしていてもいざその時がくると、頭からサーっと血の気が引くような感覚と早まる鼓動。
それと同時に、今から何をしなければならないか?…
頭の中でグルグルと色んな事柄が浮かび、優先順位は…???
息子2人は仕事中で連絡が取れなかったのでLINEで連絡を入れ、母に電話をして実家へ。
高速道路をひたすら走る車の中で、すぐに駆けつけなかったことが悔やまれます。最初の電話を受けてから2回目の電話を受けるまでの約3時間…
父は一人で何を思っただろう…
怖かったかな?
不安だったかな?
すぐに駆けつけてあげられなくてごめんね、パパ。
後悔と悲しみと本当に父は亡くなったのか?という思いと様々な感情が入り混じる中、『パパ。すぐに行くからね。ママを連れてすぐに行くからね。』と繰り返し呟いていました。
実家へ向かう道沿いには、父が居る病院があります。
『パパ。待っててね。ママとすぐに行くから。』
すぐにでも駆けつけたい気持ちを抑え、母を迎えに病院の横を通り過ぎました…