術後2日目〜食事・顔面神経麻痺のマッサージ
〈食事〉
麻痺になる前のように沢山 口には入れられない。
少しずつじゃないと、麻痺側の口元からこぼれてしまうから。
入院食に毎回付いてくるパックのジュースや牛乳も、配膳の時に入れていただくお茶も、やはり溢(こぼ)れてしまい上手く飲めない。
お茶に関しては、カップに口を付けた時の舌の定位置がわからない。
カップの中に入れてたか、カップの外に出してたか?舌の位置ってどこだっけ⁇
麻痺した舌はダランとした感じで、自分の舌じゃないみたい。
生まれてから自然と身に付いて、今まで飲料を飲む時にそんなこと考えた事もなく、普通に、自然に、無意識に舌が飲むための動きをしていたのに、麻痺して動かなくなった左側の唇と、痺れも伴う舌は、ただただ私の意に反して言う事をきかない。
ストロー付きのパック飲料も同様で上手く吸えない。唇でストローを隙間なくくわえられないから沢山の空気を吸い込んでしまう。
それでも、先生に沢山食べれば点滴も早く取れると言われたからか、ただ単純に生理現象が起きてるだけなのか、この日、術後初めて流動食を完食する事が出来た。
ヤッターψ(๑'ڡ'๑)ψ
食べにくいけど、頑張って食べるぞぉ❗️
〈顔面神経麻痺のマッサージ〉
同病の方の術後ブログには、
『頭痛が辛い』とか、『吐き気が続く』とか、『食欲がない』と書かれていたが、私は今のところ頓服薬を飲むほどではないし、そのほかも大丈夫そうだ。
ただ、スマホで顔面神経麻痺についての情報収集をする際、ブルーライトがやけに眩しく感じたり、それが元で頭痛を引き起こす事があったため、片耳にイヤホンをつけて動画を観ずに聴くようにしていた。(ちなみに、よく聴いていたのは鍼灸院の動画)
それと、動画だけでじゃなく文献やブログを読む事もあるし、食事中や日中ベッドの上にいる間など、起きている時に 気を付けていたのは、意識的に目を瞑る時間を持つようにすること。
ブルーライトによる頭痛を極力避けたかったのと、乾燥によって角膜に傷をつけたくなかったから。
そして顔面神経麻痺ついてわかってきたのは、
・血行を良くするために蒸しタオルなどで温める事
・マッサージを行う事
・ハリ治療が有効
と言うことで、どれも出来るだけ早めに始めれば始めるだけ良いらしい。
顔面神経麻痺発症原因は、手術の後遺症以外にストレスやウイルスからも考えられるため、点滴と飲み薬と、メチコバールという神経に作用するビタミン剤(ビタミンB12)を処方された。
でも、それ以外はノータッチ。
とにかく、顔面神経麻痺に関しては不安がいっぱい。
治るのか、治らないのか、後遺症が残るのか、残らないのか…
で、調べた事を看護師さんに言ってみると『わからないから先輩看護師に聞いてみる』とのこと。
とても若い新米の看護師さんで、いつも親身になってくれて、すぐにアイスノン枕をお湯で温めて持ってきてくれた。
『蒸しタオルがないから、これで代用していてください。使いたいときは、いつでも言ってくださいね。』
頰に当てるとじんわり温かくて、その看護師さんの優しさが伝わってくるようだった。
その後、婦長さんからマッサージマニュアルをいただき、わからないながらもマッサージをスタートした。
効果があるといいなぁ✩⃛꒰⁎⁍̴◡⁍̴⁎ ॢ꒱
〈今日感じた事〉
・寝たきりだと身体中が痛いから、ベッドを起こして朝から極力座って一日過ごしてみた。この方が頭の傷口も身体も寝てるより楽だったから明日もそうしよう。
・不安を感じる事を調べて行動に移せて良かった꒰⌯͒•·̫•⌯͒꒱