術後11日目〜その②今後のこと
そして夕方。
相棒がお見舞いに来てくれた時に、担当医と3人で今後についての話をした。
まずは、今回の手術について。
これは、実際に担当医が手描きしてくれたもの。
術前にMRIを撮っていたが、実際に開頭してみなければどこまで腫瘍を取り切れるかわからないと言われていた。
開頭
・サイバーナイフ治療で腫瘍が小さくなっていく
過程で変形し、三叉神経に食い込んでいたため、
三叉神経痛を発症。
・聴神経と顔面神経を包むように腫瘍が絡まってい
て、その腫瘍にぐるりと太い動脈が巻きついてい
た。
手術内容
サイバーナイフ治療をした事により腫瘍が硬くなっていて、かなり切除が難しかった。
三叉神経に食い込んでいた事により起きた激痛から私を解放するため、もう二度と三叉神経痛が起こらないよう慎重に摘出し減圧術をした。
聴神経と顔面神経に絡まっていた腫瘍は、術中神経モニタリングをしながら少しずつ神経や動脈を傷つけないように削ぎ取っていったが、途中で反応が悪くなった為、全摘出を断念した。
今後の事
腫瘍は約8割摘出。残りの2割は定期検診でMRIを撮りながら経過観察していく。
今出ている顔や舌の痺れは、顔面神経麻痺から来ているか、腫瘍摘出で三叉神経をかなり傷めつけてしまったので、そこからきているかは定かではないが、恐らく三叉神経からだと推測。だとすると、痺れは消えない可能性がある。
食事中、意識して麻痺側で噛むことがリハビリになる(でも私、左下奥歯がない のです(°▽°))
現段階で顔面神経麻痺がどこまで回復するかはわからない。以後、ボトックスや形成手術を視野に入れていく。
以上
形成手術…
まぶたが閉じなかったら重りのようなものを付けて閉じるようにするとか、大丈夫なのかな?
顔面神経麻痺がどこまで回復するかも不安だけど、形成手術をやる事になるのも不安…
どうか、どうか、元の顔に戻りますように。