お金のこと(各種制度について)
入院・手術・通院には、医療費がかかります。各健保組合や会社によって、医療費の負担を軽減する制度があるので、上手く利用してください。
今回は私が利用した制度をご紹介します。
①限度額適用認定証
前回の治療(2006年サイバーナイフ)で受けた『高額療養費制度』の申請を考えていましたが、入院前に色々検索していると『限度額適用認定証』というものが出来たのを知り、こちらを使いました。
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限度額適用認定証は、高額療養費の制度を補完(サポート)する物で、2007年4月からスタートしました。
高額療養費の制度では、所得の金額により、一ヶ月一人あたりの自己負担額に上限が設けられておりますが、一度窓口で支払った後、2~3ヶ月後に戻ってくるというケースがほとんどです。
そこで、事前に加入している健康保険組合に申請して、「健康保険限度額適用認定証」の交付を受け、医療機関の窓口に提出すると、窓口で支払う金額自体が、高額療養費で規定された自己負担額までで済む様になりました。
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私は、この『限度額適用認定証』を事前に申請しておき、病院の受付で見せたので、退院当日の入院費の支払いが安く済みました。
有効期限が1年間なので、長引く時は次の認定証を事前に申請しておくと良いです。
※月の支払額上限が決まっていて、それにに応じて適用されるので、通院などであまり医療費がかからなくなると適用外となり、通常の3割負担金額の支払いとなります。
仕事ができなくなったときに受けられる代表的な保障です。詳細はこちら。
https://hoken-kyokasho.com/shiyoubiyouteatekin
これで、かなり生活の保障を受けられました。
給料の8割程度が毎月支払われたと思います。
一ヶ月単位で用紙を記入して申請するので、私は経過観察の検診から次の検診までの分をまとめて先生に書いてもらっていました。
検診の際に、前回お願いした分の申請用紙を受け取り会社に提出(私がお世話になっている病院は、書類受渡し専用窓口があります。)
この手当は18ヶ月受けられました。
※書式は各健保組合で異なると思いますが、被保険者記入欄を毎月書くのは大変なので、記入後に必要枚数をコピーをすると楽です。原紙用を一枚残しておくと良いです。
③私傷病見舞金
私の会社には、この見舞金がありました。
傷病手当金は健康保険の公的制度ですが、傷病見舞金という公的制度はありませんので、会社独自の制度であると思われます。
ご自身の会社制度を調べて、あったら申請をおすすめします。
健康保険や会社の制度を活用し、生活のサポートを受けながら、病気と付き合っていけたらと思います。