負けるもんか! Emiの聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺の記録

聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺を患い、肋間神経痛・頻脈もある私の備忘録。

自転車と車の運転のこと

このブログは当時のメモやシステム手帳を頼りに時系列で書いているんだけど、いつから自転車や車の運転再開をし始めたかの記録がない。だから定かではないけど、多分自転車は術後2ヶ月頃から、車は術後3ヶ月頃からだったかな?

 

と言うわけで術後の運転がどんな感じなのかお話ししたいと思います。

 

 

 

術後初めて自転車に乗った時は、酷くふらついてビックリした。

 

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術前みたいに片足をペダルにかけて助走をつけてから自転車に跨(またが)るのは出来なくて、初めから自転車に跨ってこぎ始めるけど、通りに出る時の左右確認では頭がふらついて自転車ごと倒れてしまった…

 

走行中のアスファルトや段差は、ガタガタ ガタガタと振動が頭に伝わってきて常にふらついてる状態…

 

例えて言うなら、誰かに頭を掴まれてブルンブルンとずっと揺すられながら乗っている感じ。

 

そんなこんなでずっとふらついているから、ハンドルを両手でしっかり握っていないと倒れてしまう。瞬きできない目を手で閉じさせることも出来ずドライアイで視界が霞む〜。

 

そして、ない知恵絞って考えた…

 

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まず目への対策は大きめのサングラスや花粉症用メガネで紫外線や風をカバー。これで多少の目の乾きを軽減できるのと、紫外線からの目の充血を防げる。どうしても目が乾いてしんどい時は自転車を止めて目を押さえた。

 

 

 

ふらつきへの対策は、道の向こう側へ渡る時は、一度止まってゆっくり後方確認。走行もゆっくりを心がけ道路の凸凹を避けたり歩道の段差は低い位置から上がったりした。こうすれば酷いふらつきを起こして転ばなくて済む。

 

そして、毎日毎日、ゆっくりゆっくり自転車を漕ぎながら近所のドラッグストアまでリハビリを兼ねて通い続けた。

 

ふらつく状態に体を慣れさせたり、その状態でひとりでも何かが出来る自信をつけたかったから。

 

 

車の運転の初日は、まず手始めに家の駐車場を左折するときに車体を塀に思い切り擦(こす)ってしまった。

 

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しかも、前ならバックしてハンドルを切りなおしたけど、そのまま強引に進んだもんだから、ガリガリ 音が凄かった 。

 

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何故こんな強行突破的な事をしてしまったかと言うと…

 

首から上の左半分が術前とは別物で、色んな感覚が麻痺していた。

 

エンジンの振動や、ハンドルを回した時の腕から伝わる揺れや、左右確認したりするときに生じる強いふらつきのせいでまともな判断がつかない。

 

ただ、運転出来るようになれば母の通院の付き添いも買い出しも相棒に付き合ってもらわなくてもすむから相棒の負担も軽減できるし、私自身のフットワークも軽くなる。母も色んなことを頼みやすくなる。

 

だから、左右確認も運転のスピードもゆっくりだったけど慎重に運転を心がけ、駐車場での車の出し入れも気をつけた。

 

運転をしていて感じたのは、頭のふらつきで正常な判断ができにくかった事。本当に重度の花粉症で頭が回らなくなったり、集中力低下してるような感じ。

 

それと、やっぱり目の乾きかな。片目を押さえて走ったりもしてた。

 

 

いつの日か、また思い切り暖かな日差しの中をサイクリングしたり、素早い左右確認が出来るようになりたいな〜と切に願った。