負けるもんか! Emiの聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺の記録

聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺を患い、肋間神経痛・頻脈もある私の備忘録。

魔法のツボスティックと私の願い

2016.12.7

 

母と鍼灸院へ行った。

 

今日からは院長の薦めで顔面神経麻痺のハリ治療もやってもらうことにした。

 

今通っている歯科では、主に頭から顔にハリ治療を施すが、ここでは手足に数カ所。あまり痛くない。

 

それと、いつものようにツボスティックで顔面にトントントン…と刺激。

 

この院長、凄腕。

まだ若かりし頃、腰痛が酷くなって仕事の先輩からここを紹介されて来院。

 

立ち上がるのも物に捕まって一苦労。歩くのも座るのもままならない。痛すぎて体を前に倒すことが出来なかった。

 

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すると院長が魔法のツボスティックを取り出し、膝の裏をトントントン…と刺激。

 

『はい。さっきみたいに前に体を曲げてみて。』

 

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え⁉️少し曲がった…

 

もう一度、魔法のツボスティックで膝の裏をトントントン…

 

グ〜ン❗️え⁉️

 

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『曲がった‼️』

 

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院長ニヤリ。

 

それからずっと何かあるとここに通っている。

 

 

それと、私が歯科にハリ治療へ行っていると知ったら院長が教えてくれたんだけど、歯科医は東洋医学に対して考え方に柔軟性があるんだって。

 

確かに、西洋医学界と東洋医学界の間には隔たりがあって、特に西洋医学の先生は東洋医学を『根拠がない』と否定しているのを感じる。

 

でも、東洋医学にも長い歴史があって、それで症状が改善されているのも事実。

 

医学界での隔たりを無くし、患者の事を最優先で考えてくれる医療になればいいのになぁ〜。

 

両方がタッグを組めば、世界中に病気や怪我で苦しんでいる患者を救える確率がどれだけ上がるだろうか?

 

前に総合医療を海外で学んだ医師のドラマがあった(東山紀之さんが主演)。

 

例えば腹痛を訴える患者がいたとして、通常の診察はその部位を中心とした診断を下すが、そのドラマではそれ以外の症状はないかを慎重に観察し、思いがけない病を発見するというもので衝撃を受けた。

 

こんな医療が海外では進んでいるのかと。

そして、観ていてスカッとした。

 

これは、西洋医学によるものだったと思うけど、この世に西洋と東洋の医学が存在するなら、それをうまく融合して1人でも多くの患者を救ってほしいし、総合医療の重要性を検討してほしい。

 

話はだいぶ横道に逸れたけど、東洋医学の学会(ハリ治療のだったかな?)には多くの歯科医が訪れているらしい。

 

なんか、その話を院長から聞いてハリ治療をしてくれている歯科の先生に感謝の念が溢れた。

 

そこでは、三叉神経痛・顔面神経麻痺のハリ治療を行ってくれるが、この2つに私はなった。

 

だからこそ、その痛みや苦しみに向き合い治療法を学んでくれた歯科の先生の思いが痛いほどありがたいものに感じた。

 

院長、歯科の先生、ありがとう。