母の胃カメラ
2017.5.27
昨年4月にこの家に引っ越してきてから、母の体調があまり良くない。
口を開くたびに、
『あっちもこっちも調子悪い』と連日連発。
で、前々から主治医に勧められていた胃カメラをする事になった。
過去何度か苦しい思いをした母は頑として拒否していたが、麻酔を使って楽に出来るならと。
本人もあっという間に終わっていたことにビックリ‼️
“正しくは眠っている間に”だけど。
その9日後に結果を聞きに行くと。
『特に異常なし』 ホッ ε-(´∀`; )
良かったね、ママ♫
後にわかったことだが、胃の不快感も不眠も手足の冷える感覚(触ると温かい)も、全てストレスからくるものらしい。
父が亡くなり、皆で暮らそうと母と住める家を購入したが、知らない土地で始まった若い世帯との暮らしは、高齢の母にとって肌に合わないものだった。
約30年過ごした住み慣れた日当たりの良い家と庭。
夫婦ふたりのゆっくりとした時の流れ。
若い頃から顔見知りの親しい仲間。
この全てを母は失くしてしまったのだ。
良かれと思ってした事が、返って母に苦労をかける結果になってしまったことに、深く深く申し訳なさだけが募った。
当時の私は、多忙極まりなく、その上病状が悪化。
にも関わらず、休みの前日から必ず実家へ足しげく通った。
とてもとても、今思い返しても良く頑張ったと思える程の日々だった。
色んなことを考慮した上で、最善の方法だと思っていたのに、高齢者にとって環境の変化がどれ程の事かは調べていなかった…。ママ、ごめん。
だから、出来る限りの事はしてあげなきゃ。
娘の言葉を尊重して、一緒に暮らしてくれているのだもの。
母への親孝行はこれからだ‼️
越してきて良かったと思ってもらえるように…。