頻脈で早退
2018.1.3
昨日は相棒のお兄さんファミリーのお年賀を買いに出かけた。とても気分が良かったし楽しかった。
のにのにのに…
年明け初出勤で頻脈を起こし早退となってしまった。
まだ三が日中で福袋やら福箱を売っていたため集客が多く、レジに入っているとお買い得品を持ったお客様が次から次へと来る。
ふわっ…
うっ…
気持ち悪い…
やばい…倒れそう…
そばにいたバイト君に、何とかレジの引き継ぎをお願いしてバックルームへ移動。
貧血みたいに倒れそうになるのを必死でこらえ、到着して椅子に座った時には、脈拍が上がり首から下げているネームプレートがバクバクの心臓に合わせて脈打っている。
あまりにも脈が早すぎてどうなってしまうのか怖くなるのを、
『落ち着け〜。落ち着け〜。大丈夫。大丈夫。』
と心の中で唱えながら、お守りがわりに必ず携帯している頻脈の薬を初めて飲んだ。
気を鎮めるために敢えて脈を取る。1分間に180回。
まだユニフォームの上から心拍の速さがわかる。
バクバクバクバク…
胸に手を当て目を瞑る。
バクバクバクバク…
薬を飲んでから約10分ほどだった頃、急にヒューっと心拍数が下がっていくのを感じた。
ネームプレートの動きもおさまっていく。でも脈はまだ少し早い。
その2〜3分後?さらに脈拍が落ち着き、それを見計らって早退した。
ごめんね、みんな。忙しい日に…
今日の出来事を長男に話したら、すごくよく聞いてくれて、
『しばらく休めば?』
と心配して優しく言葉をかけてくれた。
母も相棒も心配してくれて何度か顔を見にきてくれたり、声をかけてくれた。ありがとう。
《今日のおさらいー頻脈》
1)三が日で店が忙しかった。
2)しばらく声出し(大声出して喉が痛くなる)
3)頻繁にレジ打ち
4)年始企画でレジ打ち複雑(値引き・割引・クーポン・値引き券などの併用)
5)年始売場からクリアランス売場変更案を店長、リーダーと協議。ここまで出来るくらい回復してきたから、出勤時間を少し増やそうかな?とふと考える
6)ブーツの大箱を3箱レジに持ってきたお客様を見た時、品物が大きくて大変だから内心『うわっ、やだナ💧』と思った瞬間、急に気分が悪くなりバイト君に代わってもらってすぐ頻脈が始まる
7)バックルームへ行き薬と冷たい飲み物を飲み脈をはかる。
8)服の上から脈打っているのがわかる。
9)薬を飲んで10分ほど経つとヒューっという感覚とともにネームプレートの動きがおさまる。脈はまだ少し早い
10)その数分後、更に脈拍が落ち着き早退
前に数回頻脈を起こした時の事と照らし合わせて考えてみた。やっぱりある条件が重なると頻脈を起こすようだ。
①忙しい
②頑張らねばと思いテンションをあげる
③出勤時間や日数を増やそうと考える
④些細でも嫌なことがある
⑤術前のように仕事をこなそうとする
これが『ある条件』。
術前も相当キャパオーバーしていたけど、副店長として頑張らねばと思い、ポーカーフェイスを装いながらも必死だった。
その時の感覚がフラッシュバックしてきて、頻脈という形で私に仕事の頑張りすぎは良くないと身体がストップをかけるのだ。
だから『少しくらい大丈夫だろう』と言う考えを払拭しない限り、頻脈は起こり続けると思う。
心と体の悲鳴に耳を傾けなかった、前と同じような働き方をしてはいけないのだ。
本当の意味で、自分を大切に思わなければならない時期なのだと思う。
自分のためにも、家族のためにも…