発達障害を持った長男のこと・その4
2019.10.10
そろそろコタツを出したいな〜と思っていた矢先、昨日から連休の長男がリビングに掃除機をかけようとしていたので、こたつの掛け敷布団1組と敷いてあった夏用ラグマットに掃除機をかけてと頼むと、布団専用の掃除機を持ってきてかけてくれて、
コタツを出すのも手伝ってくれた。
その直後、寝室から出てきたおばあちゃんがコタツを出しているのを見て、
『ありがとう。昔は出来たのに、おばあちゃんはもう役立たずだからね〜』と言うと、
『そんなことないよ』と言ってくれたり、なかなか治らないおばあちゃんの体の痒みのことを聞いてくれたりした。
少し母が風邪気味だったのでそのことも話すと真剣に聞いてくれた。
夜、
『これ使う?』
長男の部屋にあった本棚が不要になったらしい。
私の仕事場の工房で使いたい旨を話すと一緒に運んで設置してくれたり、棚板のみ使いたい場所もあったのでそれを話すと、ネジで止めるタイプの棚板を外してくれた。
設置のため長男が2階まで来ると、くうたんが狂ったように長男のことをベロベロベロベロ舐め回した 笑
夫とも近々しゃぶしゃぶを食べに行く約束をしていた。
その時に長男が話してくれたのは、発達障害がわかったことで処方される薬が変わり、頭の中が落ち着き自殺願望も無くなり、生きやすくなったと言っていたのを聞いて一安心した。
※常に頭の中が多動で興味が次々に移ってしまったりいろんな事を考え続けてしまうため、リラックスできずとても疲れてしまうようです。
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これでこの4日間に起きた話は終わりです。
このブログは手帳を元に時系列で書いているので、こんな事があったんだな〜と思い出したりします。
長男はADHDと自閉スペクトラム症(ASD・アスペルガー症候群)があり、私もまだまだ勉強不足なのでどちらにどの症状が出るか、頭の中で整理しきれていませんが、この4日間の事をお読みいただけると、次男の自転車を破壊するような行動を起こしたと思ったら、家族に優しく思いやりのある言動もあったり、とても穏やかだったり、日々異なります。
発達障害はまだまだ世間に浸透していないので、誤解を受けたり、良くないレッテルを貼られたり、自信を持てなかったり、とても生きづらさを抱えながら発達障害者の方々が生活しているのが現状です。
見た目も定型発達者と変わらない事が多いので尚更です。
現に我が家でも家族全員が理解してくれている段階までいっていません。
でも、皆が心地よく暮らすために必要なノウハウをまず私が身につけて、根気よく家族にわかってもらおうと思います。
耳の遠い母にゆっくり話しかけるように、家族や社会が生まれつきや病気や怪我で障害を持っている人たちに優しいものに変わっていく事を願ってやみません。
長男とのことはまだまだ色々あるので、改めて書いていきたいと思っています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。