発達障害を持った長男のこと・その3
2019.10.9
朝、近所の河川敷やごみ収集所などをまわり、壊れた次男の自転車を探した。
全く影も形もなく、長男はどこへ運んだのやら…
その後、長男に聞かれないよう母を近所の土手まで連れ出し、昨夜のことを告げた。
母はとても驚いていた。
『夜中2時半頃に洗濯が終わった後、長男が私の肩を叩いて〝せっかく洗濯終わったのに悪いんだけど、俺、今からお風呂入るからバスタオルとかの洗濯出ちゃうよ〟』
と言ってくれたらしく、私自身もその変わりように驚いた。
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※なぜ、こんな時間に洗濯をしていたかと言うと、父が亡くなり、高齢の母と住むため今の家を購入し皆で暮らし始めた後、どんどん寝る時間が早くなり、就寝は夕方なので必然的に起床時間も早くなり、深夜に起きて家事を始める。
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あの後、色々調べると、
・暴れている時は手がつけられず何を言っても何をやっても無駄なので、落ち着くのを待つのが良い。
そうすると短時間でおさまる。
と書かれていたが、全くその通りだった。
そして、私がこれらを調べている夜中、長男の部屋でガタガタ物音がして気がかりだったが、どうやら古本を売ろうと思い、その引き取りの準備をしていたらしく、朝玄関に二箱段ボールが置いてあった。
これは、一昨日(10/7)に長男が言っていた整った環境作りをしていたと言うことなので、長男なりに色々と進めているのだな〜と思った。
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ただ、やはり理解が難しい部分は、例えば私自身が憤慨して長男と同じ行動を取ってしまったとしたら、ほんの数時間の間に本の整理やおばあちゃんに優しい言葉掛けができるかな〜ということ。
相手のことでイライラして引きずってしまいそう。
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そして、仕事が休みだった長男が起きて来たので『おはよう』と声をかけるといつも通り返事はなくアスペルガー特有のムッとした表情だった。
でも、これも調べたらそのように書いてあったのを見つけた。
不機嫌ではないけど不機嫌そうな顔や受け答えをするので誤解されることが多いみたいだ。
夕食の支度をしていると、〝髪をとかしても痛くない馬毛ブラシ〟と言うものを持ってきて、
『これ、おばあちゃん使うかな?』
『今、外で花と野菜に水やりしているから聞いてくるね』
いらないと言われたので私が使ってみたいと言うと
『いいよ』
と言い、ヘアオイル数本も使わないからとくれたので夜一緒に使ってみたら、驚くほど髪がツルツル〜♫
今日一日の長男は昨夜とは別人のように穏やかだった…
その4につづく…
最後までお読みいただきありがとうございました。