負けるもんか! Emiの聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺の記録

聴神経腫瘍・三叉神経痛・顔面神経麻痺を患い、肋間神経痛・頻脈もある私の備忘録。

お見舞い

2019.2.17

 

事故に遭い下半身不随になってしまった夫の先輩の息子さん(T君)のお見舞いへ行った。 

 

まず、先月T君の代わりに茨城県にある大杉神社へ行き、ねがい天狗・かなえ天狗のお守りを買い、夫が先輩と一緒にお見舞いへ行ったときに渡してもらった。

 

それと一緒に、一通の手紙も。

T君に会った時に、『あっ!この人が手紙の人か〜』と思ってもらいたかったのと、私も状況は違うけど2割残っている脳腫瘍と顔面麻痺を抱えながらも、一生懸命生きてると伝えたかったから。

 

 

夫は2回目、私は初めてのお見舞いへ行くまでに、色々リサーチしてT君の好きなものや喜びそうなものを買い集めた。

 

今月はバレンタインという事もあり、以前、グルメな義兄嫁さんにもらったコストコのチョコレートをチョイス。

 

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味は数種類あって、貰ったのはオレンジ味だったけど、今回はビター。

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形はポテトチップスみたいで、パフが入っているから食感はサクサク。

 

あとは、東京駅でチーズケーキ。

レイクタウンで柿の種。

 

迷いながら何とか病室へ着いた。

廊下の壁際には沢山の車椅子がならんでいて驚いた。

 

T君に声をかけ、カーテンで仕切られたベッドの横へ入るととても明るい青年がちょっぴり緊張気味の笑顔で返事をしてくれた。

 

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下半身は動かず脚は細くなっていたけど、上半身は元気で人懐っこい可愛い子だった。

 

色々あって、心の支えの彼女とは離れてしまい、話題が彼女に触れると表情がこわばってしまうし、体のことも全然気にしないと言ってはいるけど、一生懸命やせ我慢して明るく振舞っているのが痛々しかった。

 

心の底にあるものを吐き出させて楽にしてあげたいな〜と思った。今後も元気付けてあげたいな。

 

母も同世代の孫を持つおばあちゃんとして、T君の事で心を痛め、『よろしくと伝えてね』と言ってくれたけど、伝え忘れてしまった〜。ごめん、ママ (´༎ຶོρ༎ຶོ`) 次は必ず❗️

 

帰りは前回所沢団子を食べ歩きした時に、体調不良で休業していたお店へ寄ってみた。

 

お店が開いていたので注文。中で食べても良いといと言っていただけたので、おかみさんと話しながら食べた。

 

先代(お母様)のお店を継いだみたいで、何度も店を畳もうと思いながらも地元の方に応援されて何とか続けているとのことだった。

 

しっかりと味がついてとても美味しく頂いた。

 

その後に、武蔵うどんというお店に入った。店内には創業当初の大きなパネル(写真)が飾られていて、昭和の古き良き時代の面影を漂わせている。

 

小学四年生まで所沢に住んでいて、その場所は私の遊びの範囲外だったが、母に聞いてみたら何となく覚えていて、『ママ友と行ったかも』と言っていたので何十年も前からあったんだな〜なんて所沢に住みながら知らなかったその店に数十年の時を経て、またまたその当時は存在すら知らなかった夫とその場所に居ることが不思議な感じだった。

 

前にも茨城県へ脳腫瘍の治療に行った時に見つけた海に夫と行ったときに『あれ?ここ、来たことあるかも』と思い出したときに、同じ不思議な感覚がしたっけ。

 

ちなみに、注文してから麺を茹でるのと、結構お客さんもいるので少々待ち時間はあるが、頼んだ肉うどんは太麺で味も良かった。夫もお気に入りに追加したようで、『美味かった〜。また食べたい』と言っていた。

 

高速に乗る前に道の駅に寄ってお土産を買い帰った。疲れて寝てしまった間に母が食事の支度をしてくれていた。ありがとう。

 

こんな時、母のありがたさを感じるな〜。

 

 

お読みいただきありがとうございます。