占い結果とショッキングな出来事
2019.6.11
夫の田舎で有名な占い師さんのところへ向かう車の助手席で、両手をギュッと組み合わせて母の回復を祈り続けた。
どの位走っただろうか…
ふと顔を上げると、目に飛び込んできた〝222〟の車のナンバー。
エンジェルナンバーの意味は〝全ては上手くいっています。心配や不安は全て手放して信じる心を強く持ってください。願いは叶います〟だった。
ここ数回で、言霊や潜在意識などをご紹介してきたが、ゾロ目などの数字に意味があることを示すエンジェルナンバーというものがある。
これもまた私が潜在意識や言霊同様気にかけているもので、何かを願っていたり、達成に向けて動いているタイミングで目にすることが多い。
ご興味のある方はこちらをご覧になってみてください。
その後、高速のサービスエリアへトイレ休憩に寄ると、沢山のツバメが❗️ツバメは幸運の鳥だ。
また見えない不思議な力に励まされているような不思議な感じがして心が一瞬ほわ〜っとなった。
鑑定士の先生は、想像していたより若々しく見える方で、夫との久しぶりの再会を喜んでいた。
占ってもらったのは、母・息子たち・私・姉と、主人は自分の仕事のことを少し。
結論から言うと、今回メインで占ってもらった母の急性硬膜下血腫は大丈夫とのこと。
安堵で頭のてっぺんから不安の皮が一皮ペロンと剥けたような感覚があった。そして口からは、
『良かった〜』
とため息のような言葉が漏れた。
先生には映像が見えるのか、何か感じ取るのか、〝お母さんの頭は大丈夫。だけど、股関節が弱っているから足を鍛えて〟と言われた。
歳をとって膝から足首にかけて湾曲してO脚のようになってきているのも、何も言っていないのにピタリと当てた。
『お母さんの足、こんな風に曲がってるね』と。
どうやら母は純粋な心の持ち主らしく、そう言う人に変な霊がいたずらしやすいようなので除霊のお守りを、色々と気を揉みやすい私には願望成就のお札を書いてくださった。
今回、1度目の救急搬送からの帰りにこのような怪我をしたのは、病院にいた何かにイタズラされたようだ。
だから母は出来るだけ肌身離さず、私はお財布などに入れて持ち歩くよう言われた。
ちなみに〝皆で暮らすようになってから母が怪我などをしやすくなったことや家族の頭の怪我・障害・病気に関して、新居や家系が呪われているのか?〟については、母は年齢のせいで怪我などをしやすくなってきているだけ。頭の問題もたまたま重なっただけで呪われているわけでは全くないとのこと。
ホッとした〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
あと、母の頭の怪我、長男の脳の障害(発達障害)、私の頭の病気(聴神経腫瘍)と顔面麻痺については、群馬県にある石打こぶ観音へ行くように言われた。
後から夫が言っていたが、必要があればお札やお守りを描いてくれたり、何かをするように言ってくれるようだ。
夫が30代の頃、庭にある大きな石が災いを招いているから処分するよう言われたらしい。
でも、そんなもの置いても飾ってもいない。
色々調べたら、土の奥深くに大きな岩が埋まっていたらしく、それを処分したら問題が解決したそうだ。
『あ❗️今思い出した‼️』と急に夫が言った。
こぶ観音は昔知り合いが行くように言われたらしく、その通りにしたら、その人の病が治った話をしてくれた。
『今日のお見舞いの時にお札をお義母さんに持っていくといいよ。こぶ観音はまた後日行こうね。』
先生ありがとうございます。大切にします。
夫、連れてきてくれてありがとう。
ホッとして、帰りがけにランチに寄ったお店で数日ぶりに一人前食べられた。
帰宅した後、母のお見舞いまでに少し時間があったので、先生に言われた通り描いてくれたお守りの中に母、息子たち、私、夫婦の願い事を書いた紙を挟んで財布の中に丁寧にしまった。
その後お見舞いへ行くとベッドが空っぽ。
ナースステーションで聞くと、
『お母さんはそこにいますよ』
見ると、ナースステーションの出入り口付近に車椅子に乗った母がひとり。
アームサポートに手を縛られシートベルトをされ、身動きができない状態になっていた。
母のところへ行くと、
『あ!えみ!この人たちが酷いことをするのよ。これ、いますぐ解いてちょうだい。』
なんだかいつもと様子がおかしい…
その場で看護師さんが説明してくれたのだが、昨夜せん妄(せんもう)を起こして暴れたらしい。ベッドや車椅子から飛び降りようとしたり、車椅子のシートベルトもスリムな母はすり抜けてしまうので、ベッドや車椅子に縛り付けていたらしい。
どれだけ暴れたのか、母の腕や手首には痛々しいアザが数カ所できていた。
夫に電話をして来てもらったが、私にも夫にも母はこう言った。
『昨日の夜、殺されそうになったの。何人もの人に押さえつけられて、Emiや夫さんが助けに来てくれないかなって思いながら、何度も隙を見て逃げようと思ったけどうまく行かなくてもうダメだって思った。こんなに長生きしたんだからって腹を括ったわ。そしたらやっとEmiが助けに来てくれて、夫さんも来てくれた。』と。
相当怖い思いをしたんだと思う。恐怖を私たちに伝えようと必死だった。たとえせん妄とはいえ、どんなに怖かっただろう。看護師の人たちが自分を殺しに来た悪者に見えていたのだから…
夫が先に帰り、看護師さんに少し気分転換に院内を散歩して良いか聞いてから、一階にあるコンビニへ母の車椅子を押しながらジュースを買いに行った。
病棟から少し離れれば気分も変わるかな〜と思って。
イートインスペースで母とブレイクタイム。
私『ここ、どこだかわかる?』
母『どこかの駅かな』
まだ少し錯乱してるのかな?
私『駅みたいだね。でも、ここは病院なんだよ』
母『病院?広い病院だね〜』
ゆっくり話をしたり、ゆったりした時を過ごし、母が少し落ち着いてから病室へ戻った。一度自宅へ帰る前に今日占い師の先生が描いてくれたお札を母に見せて、
『このお札がママのことを守ってくれるからね』
と怪我をした右寄りの枕の下へそっと入れ、一度夕飯の支度をしに自宅へ戻った。その車中でもずっと母の回復を祈った。
『また後で行くからね』
お読みいただきありがとうございました。