チェックイン
病院を出た後、(あっ!思い出した!)あらかじめ確認しておいたビジネスホテルへ向かいました。
そうだ、ファミレスを出たあと、時間があったから病院とビジネスホテルの位置と距離を確認したんだっけ。
人の記憶って不思議。
ずっとずっと忘れていたのに、ある日突然、思い出すこともあるんだもん。
チェックインを済ませ部屋へ向かいました。
ドレッサーやクローゼットやバス・トイレetc…をチェック。
落ち着いた部屋には、大の字になれる大きさのセミダブルベッドがあって、思わず
大の字。気持ち〜╰(*´︶`*)╯♡
ホテル内には大浴場もあるらしく、これは夜確認しよう。うん、うん。
……………。
一人きりの のんびりとした時間。
何も考えず、自分のペースで食事をしたり、ゴロンとしたりできる、独身の頃みたいなこの懐かしい開放感。
好きな事を思い切りやっても良い贅沢なひととき…
私、治療に来てるのに…笑
暗くなる前に、ホテルの周りを散策しに出かけなきゃ🎶
『わぁ〜 🎶 ( ^∀^)🎶』
遠い昔、どこかでみたような懐かしさ溢れる駅と街並みに心を奪われ、ひとり テンション上がりまくりの私。
どこに似てるんだろ?
(父の仕事の転勤で何度も引っ越したので)昔住んでた町かな?
旅行で行った場所かな?
それとも、デジャブ?
このワクワク感を見知らぬ人々に悟られないよう平然を装い歩いていると見つけたのはBOOK- OFF。
店内に入り、目に入ったのは、大好きなハリーポッター。
息子の同級生のお母さんに、『騙されたと思って読んでごらん』と勧められ、どっぷりとはまってしまった。
家の本棚に大切に大切にコレクションしていて、数年前、珍しく長男が学校の読書時間用に本を持って行きたいと言ってきた時に、
『な、なんでハリーポッターなの⁉︎ 本当に読むの?』
『読む』
『お友達に見せびらかしたいだけじゃない -̫͡-?』
『違うよ。ちゃんと読むもん』
『あれっ!今、笑ったでしょ』
『笑ってないー』
『怪しいなぁ…ママの大切な本だから、汚い手で読んだり、折り曲げたり、お友達に触らせたりしないで丁寧に扱ってね』
『じゃあ、いいよ ( ̄^ ̄)』
と息子のやる気を削いでしまったハリーポッター。
ガッカリし、肩を落として学校へ向かう長男を哀れに思いながらも、ホッと胸をなでおろしてしまうほど夢中のハリーポッター。
その第5弾が目の前に…わぉ (*´∀`)♪ みーつけた❤︎
(確か、ハリーポッターシリーズが発売されてもなかなか手に入らなかった時期があり、妙に興奮状態だったかも)
古本と新品が並んでいる。
『Emi!古本なんて絶対にダメよ!今まで全巻新品で揃えて来たじゃない ପ(⑅ˊᵕˋ⑅)ଓ』
『ちょっと待って!この古本、新品同様にキレイで、しかも数百円お得よ *ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭* ੈ✩‧₊˚』
私の中の天使と悪魔⁉︎が囁きあっている…
考えあぐねた末、古本を購入。
ハリーポッターはこの辺りから前編後編に分かれていて2冊購入で数千円になるから…f^_^; ポリポリ
キレイで安いに越したことはない…f^_^;ポリポリ
今までのこだわりを、ちょっと妥協しちゃったけどイイよね 。
それよりも、なによりも、ハリーポッターをGET出来てテンションMAX!
その後、夕食をするための店を探し、ひとまずホテルへ戻る事に。