おこげ

2018.8.6〜2018.8.12

8/6

GnRHアナログ製剤5回目（生理を止める注射）。

『チクッとしますよ。細いから痛いわよね。』

囁（ささや）くような優しい声で先生が言った。

皮下脂肪のつき具合で注射の痛み方が変わるようで、細い人は痛く、ふくよかな人は痛みを感じないこともあるみたい。

あと、注射のしこりは半年位残る場合もあるらしい。

確かにコリッとしたような、ぷくっとしたような膨らみがあり、注射してしばらくは膨らんでいる。

でも、注射したことすら忘れてしまうので、何処に打ったか定かではなく、そこにシコリがあるかどうかさえわからない ƪ(˘⌣˘)ʃ

たま〜に、ふとした瞬間にぷくっとした部分に触れることがあって、『これ、注射のあとかな？』なんて思うときもあるけど、またまたそれを忘れてしまうので、いつ打ったものかも分からずじまいな感じ…

それと、治療して楽になってるが排卵前に毎月くるお腹の張りは、まだ体内でホルモン生成されているためらしい。6回注射した後、飲み薬に切り替えて、時々採血検査しながら今後の事を考えるようだ。

私の場合は、子宮線筋症と小さな子宮筋腫がある。

子宮腺筋症は、子宮内膜によく似た組織が子宮の筋層内にできてしまう病気。

子宮筋腫とも似ているところがあり、筋腫の場合はこぶができるが、腺筋症の場合はこぶは見られず、子宮全体が大きく固くなっていく。

子宮筋腫や子宮内膜症と合併していることも多い病気で治療で痛みなどが良くならない場合は手術する人もいるし、手術をしない場合、治療中は良くなっても、治療が終了すると痛みが戻ってくる人もいるみたい。

私は閉経前の年齢なので手術ではなく注射と飲み薬の治療で様子を見ることになり、今は注射のみしている。

若い方や出産を希望している方は手術するケースの方が多いらしい。

排卵痛や生理痛、その時期に起こる様々なPMSの症状は女性である以上仕方のないものと思ってきたが、もっと早く婦人科へかかっていれば何十年もの長い間、辛い思いをしなくても済んだのかもしれないと今になって思う。

年齢に関係なく、PMSで悩まれている方がもしこのブログを読んでくださっていたら、我慢せずに一度病院で相談してほしいと切に願います。

お知り合いにPMSの方がいた場合も、背中を押してあげてほしいです。

8/8

母のデーサービス初日。

朝9時〜12時までの3時間で、家から近いのに車で送迎もしてくれる。

皆、親切で色々教えてくれたり、夫の転勤で住んでいたことのある青森県出身のスタッフの方と話が盛り上がったり、ひとつ年上の方が『ひとつ違いね』と声をかけてきてくれたり、97歳の方がいたり…。

疲れたけど、とても楽しかったみたい。

久しぶりに母の口から次から次へと話が出てきて良い表情をしてた。

心境の変化で決心できたデーサービス。

同年代の仲間と交流が持てるようになって良かったね。

8/9

父の命日が8/5なので、毎年お盆と兼ねて命日の頃お墓まいりに行くが、今日予定していたお墓まいりは台風で危険なため延期。

今回は家族全員の予定が合い、次男の彼女ともお墓まいり後の食事で合流できるかもしれなかったから残念…。8/14に母と相棒の3人で行くことになった。

3日後の8/12は相棒の両親のお墓まいり。

相棒の兄弟たちに渡すお土産を母にも頼まれたので、母からの分と私たちからの分を雨が弱まってから買いに行った。

相棒とランチしている時に、先日、長男が私にくれると言った腹筋マシーンのいきさつを話してくれた。

以前に比べればだいぶ太ってきたと自分では思っているが、長男から見るとまだまだ細いらしく、もう少し太って体力つけて元気になってもらいたいと相棒に言っていたようだ。

父の葬儀で、

『お母ちゃん、こんなに細い体してからに、女手ひとつで育ててくれて、苦労も多いと思うで〜。長男君も次男君もせいだい手伝ってやらんとな。お母ちゃん、助けてやってな。』

と私の叔父が言っていた。

その数ヶ月後、私の持病が悪化したのもあって、長男なりに私の事を考えてくれてたんだな〜。

本人から言われるのも嬉しいけど、人伝（ひとづ）てに聞くと余計にジ〜ンとくる。

長男、心配かけてごめんね。

でも、その気持ちが嬉しいよ。ありがとう。

8/10

次男が彼女を連れて帰ってきた。届いていた荷物を取りに来たみたい。

また彼女の家へ行くようだったので、相棒からはローストビーフ、私からはおこげを持たせた。

彼女は職場でいじめのターゲットにされ、心を病んでしまった。

きっとその事で彼女から連絡が来てよりを戻したのだと思う。

しばらく仕事を休み復帰は9月末の予定らしく、お盆からしばらく田舎へ帰るようだ。

それまで彼女の心のケアをしようと思っているんだね。本当に次男は彼女と一緒だと嬉しそうで可愛い〜。大好きなんだな〜と思う (*≧∀≦*)

守ってあげてね。

8/11

母の腕と胸元が毎朝痒くなるので皮膚科に行ったら3時間待ち〜 ((((；ﾟДﾟ)))))))

痒み以外に、足の指間に砂が挟まっているようなザラザラする感じがするらしく水虫を疑われ検査。結果は異常なし。原因不明。

でも、母の場合、自律神経から色んな症状が出ているのだと私は確信している。どんな検査をしても、異常がないから…。

顔と耳の中にできた大きなイボ？には液体窒素でジュッ。

この際だから、皮膚トラブル全て診てもらった。

腕と胸元には痒み止めの飲み薬、足の指の間には塗り薬を処方してもらった。

そして、調剤薬局も混み混み〜 ((((；ﾟДﾟ)))))))

母はクタクタ…

でも、これで良くなるといいね。

この病院は同じ敷地内にスーパー・本屋・百均・クリーニング店などなどがありとても便利。

お腹が空いたからスーパーでサンドイッチを買って車のなかで食べながら帰った。

そして、母は食べ過ぎてた。

母は、病院の待ち時間に大ファンの羽生結弦くんの本や写真集を数冊買いご満悦だし、薬局の待ち時間に買った梅干しシートも気に入ったみたい。

疲れたけど、ご褒美は必要だよね。

8/12

相棒の両親のお墓まいり入った。

途中で寄った道の駅やお墓でカエルをたくさん見た。なんか、縁起良いらしいよ、カエル。

相棒のお兄さんファミリーとお姉さん夫婦と一緒にランチをした後、お兄さんファミリーと一緒に洞窟や葛生（くずう）原人の里へ行き、帰りがけは美味しいと評判のかき氷を食べた。

氷を食べている時、相棒が私の姓に入り結婚する事を皆に伝えてくれた。お兄さんに婿として入ることの了承も受けるために。

なんて言われるか2人でドキドキしてたら、

『何の問題もない』

とお兄さんが言ってくれたし、お兄さんのお嫁さんも、

『むしろ、まだ籍入れてなかったの？』

と驚かれ、お兄さんも大きくうんうんと頷いていた。

ありがとうございます m(_ _)m

で、相棒の地元へ行った時に必ず寄る道の駅では、必ず2種類のおこげせんべいを買って帰る。息子たちの好物だから。

それを夜、次男カップルへ届けた。

この間も違うおこげをあげたけど、これは多分、彼女は初めて食べるから、気に入ってくれるといいなぁ。

お読みいただきありがとうございます。