ポピー
2019.5.30
父の生前、毎年春になると満開のポピーがとてもキレイな場所へ夫婦で出かけていた母。
一緒に暮らし始めて何度も話を聞いていたから、どうしても思い出のポピーを見せてあげたくて、その河川敷を調べたが、父と行かなくなった数年で公園が作られたらしい。
その公園の管理事務所へ電話すると、計画していた日にちは休園とのこと。そして、母にとっては少し遠いみたいだったので近場で探すことにした。
すると、昨年春にチューリップを見に行った公園でポピーが見られるという情報を見つけた。
母を誘うとOKが出たので早速出かけることになった。
昨年チューリップを見に行く前夜、
『なんだか、遠足に行くみたいなワクワク気分♫』
といっていた母だが、今回も同じように思ってくれていたのかな〜。
道が混まないよう早めに出たが、やはり輸送トラックやら車通勤の方々などで混み混み❗️
思ったより時間がかかってしまったが、なんとか到着〜。
車椅子を出し、荷物を乗せてカートがわりに押しながらポピー畑まで歩いた。
一面のポピーたち。
昔住んでいた庭の花壇に花好きの母が植えたポピーはオレンジ色だった記憶があったから、赤いポピーって初めて見たかも。
そのままグングン進んでいくと風車がある所に到着。多分、ここは公園だから飾りなんだろうけど、オランダを思わせる風景がステキで風車の下でハイ、ポーズ!カシャっ
この公園はとても広い。サボテンやちょっとした食品を売っているお店に入ったり、スイレンの池にかかった橋を渡りながら一番奥にある温室へ向かった。そして、温室の中を『これなんだろうね〜』なんて話しながらゆっくりと歩いた。
この時期、晴れた日はカラッとしていて暖かく心地が良い。大好きな花を見ながらのお散歩は母には良い気分転換になるようでよく歩いたね。
先月買い替えた車は車椅子の乗り降りができる設計になっている。
折角だから、車椅子に母が座ったまま乗車してみようということになってスライドボードを出し、準備万端❗️
と、ところが車のスマートキーは2種類あって、車椅子用を家に置いてきてしまった。残念…
仕方なしに、またスライドボードを片付けて公園を後にした。
帰り、昼時だったので食事をしようということになり、初めてはな膳に入った。
ボリュームがあってとても美味しかった。花見のお礼にと母がご馳走してくれた。ありがとう。
くたくたに疲れたみたいだけど、とっても楽しかったと言ってもらえて良かった〜。
また、どこか行こうね♫
お読みいただき、ありがとうございます。